「DroidKaigi 2026」に当社のエンジニアが登壇いたします。

目次

2026年9月1日(火)〜9月3日(木)に開催される「DroidKaigi 2026」にて、当社のエンジニア・鈴木斗夢のプロポーザルが採択され、9月3日に登壇いたします。
セッションでは、Reusable Workflows × Claude で実装する、プロジェクトを横断する障害防止戦略」というテーマでプレゼンをいたします。

【「DroidKaigi 2026」について】(https://2026.droidkaigi.jp/

DroidKaigiはエンジニアが主役のAndroidカンファレンスです。
Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的に 2026年9月1日(火)〜9月3日(木)の3日間にわたって開催されます。

開催日程2026年9月1日(火)〜9月3日(木)
開催場所ベルサール渋谷ガーデン
〒150-0036 東京都渋谷区南平台町16-17 
住友不動産渋谷ガーデンタワー 1F・B1

■ 登壇情報

タイトル「この障害って半年前の、あのプロジェクトと同じ原因ですよね?なぜ防げないんですか?」を終わらせる 〜Reusable Workflows x Claudeで実装するプロジェクトを横断する障害防止戦略〜
登壇日時2026年9月3日(木) 16:20~17:00
登壇者株式会社PLAY 事業本部 ソリューション技術部 鈴木斗夢
URLhttps://2026.droidkaigi.jp/timetable/1236174/ 

株式会社PLAY 事業本部 ソリューション技術部 鈴木斗夢

2024年、株式会社PLAYにモバイルエンジニアとして入社。 動画配信プラットフォーム「STREAKS」を基盤とする「パーソル パ・リーグTV」や「WOWOWオンデマンド」など、大規模動画配信サービスのiOS/Androidアプリ開発・保守を幅広く担当。2026年より新設されたAIタスクフォースの開発プロセス改善チームのリーダーに就任し、Claudeによる自動コードレビューの全社リポジトリへの展開、仕様駆動開発やコードからのドキュメント自動生成を含む Docs as Code の仕組み化、組織への定着を推進するなどAIを活用した組織全体の開発生産性の向上に注力している。iOSDC Japan 2025登壇。社外活動では累計10万ダウンロードを超えるアプリを個人開発している

「この障害って半年前の、あのプロジェクトと同じ原因ですよね?なぜ防げないんですか?」

複数のAndroidプロジェクトを抱えるエンジニアであれば、この一言にギクリとした経験があるはずです。
- Roomのマイグレーション漏れで端末アップデート後にユーザーデータが消えた。
- ProGuard / R8 の keep ルール漏れでリリースビルドだけがクラッシュした。
どちらも「半年前にも別のプロジェクトで踏みましたよね?」と言いたくなる典型例です。

私たちのチームは約20名で15プロジェクトを横断的に開発しており、OSやSDK起因のAndroid共通障害発生時のアラートはチームMTGやSlackしかありませんでした。
さらに、エンジニアは数ヶ月単位でプロジェクトをローテーションすることもあるため、過去の障害が別プロジェクトで再発する構造的リスクがありました。

この課題を改善するため、
Android共通障害カタログを1つのMarkdownで一元管理し、その更新をトリガーにGitHub ActionsのReusable Workflowsの仕組みを利用し、15プロジェクトリポジトリへ自動配布、さらにCopilotコードレビューのinstructionsとして障害情報を参照させる仕組みを構築しました。
これにより、「カタログを1つ更新するだけで全リポジトリへ自動展開され、AIコードレビューによる横断的なガードレールが効く」状態を実現したつもりでした。

しかし事はそう上手く運びません。
数ヶ月が経過しても、私以外のメンバーからのAndroid障害カタログへの追記数は0件だったのです。
通常業務で忙しい中で、仕組みだけ作っても障害情報のナレッジは追加されないというシビアな現実を突きつけられました。

そこでカタログを育てる主体を、人ではなくAIに移行することにしました。
ClaudeをGitHub Actionsに組み込み、各プロジェクトのPRマージ時に差分を解析し、「他のAndroidプロジェクトが参考にすべき共通障害が含まれているか」の判定をします。

Yesなら、他リポジトリでも再利用しやすい形に構造化し、カタログへ自動PRを作成します。
レビューしマージ後、Reusable Workflowsが15個のリポジトリに配信し、Copilotがレビュー時に参照する。
人が能動的に動かなくても、Android共通障害カタログが日々成長し続ける仕組みが完成しました。

導入後は15プロジェクトから障害情報を自動収集・展開し続け、モバイルチームの重大な共通障害は0件を維持しています。

本セッションでは皆さまのプロジェクトでも明日から導入し運用できるよう以下をご紹介いたします。
- GitHub Actionsの「Reusable Workflows」を利用したリポジトリ間を跨ぐMarkdown配布の仕組みと設定方法
- プロジェクト間の接続をなめらかにするCopilot instructions共通化戦略
- GitHub ActionsにClaudeを組み込み、PR差分から「Android共通障害か」を判定するためのプロンプト設計・除外条件のTips
- 私たちが運用しているAndroid共通障害カタログから、現象・原因・再発防止策のフォーマットと、すぐ持ち帰って使えるエントリ例

AIで開発スピードは飛躍的に向上する一方、チームが踏む障害の母数も増え続けています。
一度作れば自走する障害のガードレール、その設計と実装をお持ち帰りいただけます。

対象となる方: 

  • 複数のAndroidプロジェクトを管理しており、Roomマイグレーションやライフサイクル起因のクラッシュなど、過去のAndroid障害が別プロジェクトで再発することに頭を抱えているリードエンジニア / プロジェクトマネージャー
  • GitHub ActionsのReusable Workflowsを知りたい、本格的に運用したい、または導入を検討している方
  • Claudeなどの生成AIをCI/CDのフローに組み込み、Androidプロジェクトで活用したい方
  • GitHub Copilotコードレビューのinstructionsを活用し、自社のAndroid障害ナレッジをAIレビューのコンテキストに乗せたいと考えている方
  • 「仕組みを作ったのに形骸化した」失敗を経験したことがある、あるいはこれから経験しそうな組織の方

<会社概要>
会社名:株式会社PLAY
代表取締役社長:黒田 和道
事業内容:動画ソリューション事業
設立:2010 年3 月16 日
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ
URL:https://play.jp/

◾️本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社PLAY 広報
E-mail :pr@play.jp